「あり方懇」として6000億円返還声明出すべき!

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IMG_2612「あり方懇」として6000億円返還声明出すべき!

毎年5月の第4週に開催される「今後の自動車損害賠償保障制度のあり方に係る懇談会」、通称「あり方懇」が5月30日に開催された。
落合座長の挨拶です。極めて大きな役割を果たしていることは承知のことと思う。自動運転車登場の影響など、制度自体も時代の変化に対応して行かなければならない。忌憚ない意見を積極的に出して欲しい。

ナスバ直営4カ所、民間の委託業者4カ所で合計で
療護施設は290床になった。
自動車アセスメント事業の充実。運用益事業156.4億円、前年度比5.9億円減。

6000億円超の一般会計への保険料積立金繰戻しについて。

平成30年度で期限を迎える。29年度の要求についても、やむを得ない繰戻しはおこなわれなかった。着実に繰戻しされるようやっていく。

質疑応答。
少しずつでも繰戻しを求めるべき。
ご意見をいただいている。財政当局とも協議した。貴重な財源と認識している。より強力に協議をやっていく。
病床公募に対する問い合わせは来ている。とりあえず5床程度から始めたい。
被害者救済についてのパンフレット配布先をディーラーなどに拡大すべき。
無保険車について。
整備工場、販売店に協力を依頼しているが、より強力に連携していく。
軽井沢バス事故の原因について。
原因は運転手かふそうのバスか?
様ざまな調査をしている。

将来的には軽トラックまで自動ブレーキを搭載すべき。

自動車会議所の委員から。
平成30年度予算を編成する今年夏からが大事。万が一、覚書具書き換えられると、自賠責保険に対する信用が失墜する。

JAWの相原会長から。
運用益年間30億円程度に対して事業規模は130億円。差し引き取り崩し額は100億円の赤字。基金の規模は2000億円。早晩、基金は枯渇する。
6000億円返ってくれば、合計8000億円。運用益は相当程度確保できる。これを見過ごしているのは大きな問題。

基金の取り崩しが発生していることは、被害者の皆さんが危惧している。

「介護者なき後問題」について。
介護料の受給者は4500人くらい。親が介護しているのが76%。68%以上が65歳以上。ナスバと連携して訪問支援など実態把握について協議していきたい。

基礎的情報について不完全なのは改善すべき。「取り戻し」の背景になる。一刻も早く取り戻していただきたい。総意として返還についてカタチにすべき。

赤塚委員。
ナスバ製作のパンフレットを配布しようよ。
地域格差、サポート体制が十分でない。交通事故被害者に限らず、いつまで介護できるかの不安がある。自賠責保険の中で何ができるのかをもっと考えるべき。
桑山委員。
6000億円について財務省に通って「返して欲しい」と言っている。「財政状況厳しい」と言われる。委託病床を作っても将来の持続可能性に影響する。あり方懇として意見表明できないか。
65歳以上の被害者の親御さんに対する調査はしづらい。被害者団体の中でも良く分からない。被害者の親が70.80歳代の家庭がある。社会資源そのものがないので、将来が不安。
古謝委員。
介護者なき後、自由に動ける人たちの扱い。介護料をもらってないと利用できない。

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