私たちはワガママでしょうか?

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2020年オリ/パラで東京ビッグサイトが長期間使えなくなるのは困る!と主張する日展協が総会後の懇親会で

私たちはワガママでしょうか?

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日展協は本日、年次総会と総会後の懇親会を開催した。この場で改めて2020年オリ/パラで東京ビッグサイトが長期間使えなくなるのは困る!と主張した。会場には大勢の国会議員らをはじめ多数の関係者が集まった。各氏の挨拶はじめ要約です。

懇親会の冒頭、総会で再任された石積忠夫会長が挨拶に立った。

展示会は中小企業の大切な商売機会。また、展示会の支援企業にとっては死活問題。出展メーカーは概算で1兆円、支援企業は1000億円の損害を被る。日本にとって東京ビッグサイトが20ヶ月使えなくなったら大変なことになる。
なんとか同じ規模で展示会が行えるように藁をもすがる思い。最近のオリンピック開催国では、展示会はひとつもなくならなかった。
いろんな問題はあるが、築地の業者は豊洲が確保されている。羨ましい。私たちの感じ方はワガママでしょうか、間違っているのでしょうか。
日展協は影響力のある集まりではない。あと一年半。ギリギリ時間がある。一緒に団結して変化を起こしたい。みんなで一緒になって奇跡を起こしたいと話した。

展示会産業議員連盟会長の木村太郎衆議院議員。
展示産業の分野がますます重要になっていく、議連はそれを応援していこうとして発足した。関係者と色んな意見交換を戦わせてきた。まだまだアイデアを検討すべきと主張していきたい。議連として安倍総理にも提言をしている。

展示会産業議員連盟幹事長の漆原良夫議員。
中小企業を何としても守っていかなければならないと強く決意した。7カ月間、ビッグサイトが使えなくなる。中小企業は発信するチカラがない。仕事の場所を確保しなければならない。倒産する事業者がいると陳情を受けている。次回も東京ビッグサイトを使えるという「期待権」を腹に据えて東京都と交渉していく。1月に小池知事に陳情した。一致結束して頑張ってまいりたい。

展示会産業議員連盟幹事の秋元司議員。
地元の東京都江東区には、出展支援企業が300社以上ある。イベントなんだから一年待てばいいじゃないか、の安易な考えを払拭しなければならない。継続性があるものだと訴えていかなければならない。7カ月間、東京ビッグサイトの仕事がなくなれば、ほかにいかなければならない。その後に東京ビッグサイトでやろうとしても、職人を呼び戻さなければならない。地元の思いを背負って最後の最後まで頑張っていく。知恵を絞れば成し遂げられないものはない。

経産省来賓の挨拶。
全体には好調だが、企業業績はまだら模様が残っている。着実な成長に乗せていくことが大切。日本の勝ち筋をたくさん作っていく、コネクテッドインダストリーと言っている。展示会産業に携わっていただいている皆様は、日本の産業のインフラを担っている。
日本版のIRが議論されている。展示会は中核として不可欠。仮設展示場など、2020年に向けてやるべきことはある。いまは東京ビッグサイトが使えないのは3カ月まで狭められてきた。2025年の大阪では国際博覧会も誘致している。支持やご協力をよろしくお願い申し上げます。

国交省来賓の挨拶。
インバウンドの促進を進めている。MICEを進めている。昨年、2000万人を超えた。4月までの時点でインバウンドは底堅く推移している。観光ビジョンの元に2020年4000万人、2030年6000万人を目標としている。日展協は国交省、経産省と連携して取り組んできた。「E」の分野で頑張っていただきたい。

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