ブリヂストン独自のモノづくりICTを搭載した 最新鋭タイヤ成型システム「EXAMATION」を海外工場へ展開

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ブリヂストンは、タイヤ生産技術における更なる品質向上、高生産性を実現するため、BS独自の情報通信技術ICTに人工知能AIを実装した最新鋭タイヤ成型システム「EXAMATION」を、2016年内にハンガリーの乗用車用タイヤ工場であるタタバーニャ工場へ展開するという。BSグループのフラッグシップ工場である彦根工場に次ぐ展開となり、海外への展開は今回が初めて。

 

タタバーニャ工場では、2017年上期中に生産能力を日産約12,000本増強し、日産約18,000本とする計画を進めており、今回の導入はこの一環だという。

 

なお、2016年内に稼働を予定しているBSのロシア新工場にも、順次「EXAMATION」を展開する予定。

 

特許や秘密が多い最新技術のシステムを海外に出すということは、それだけその技術が独自のもので盗まれる心配もない(他ではマネができない)、という自信がある表れだろう。

 

<タタバーニャ工場概要>

1.会社名:ブリヂストン タタバーニャ テルメレー カーエフテー

(Bridgestone Tatabá nya TermelöKft.)

2.所在地:ハンガリー共和国 タタバーニャ市近郊

3.生産品目:乗用車用ラジアルタイヤ

4.代表者名:Adolfo Llorens

5.敷地面積:約66万m2

6.操業開始:2008年

7.従業員数:約800人(2016年6月末現在)

8.生産能力:約6,000本/日(2016年6月末現在)

9.出資比率:ブリヂストン ヨーロッパ エヌヴイ/エスエー(BSEU) 100% (BSEUは、ヨーロッパでのタイヤ事業を統括する株式会社ブリヂストンの完全子会社)

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