ダイハツ、高齢者の事故低減に向けた産官学民での取り組みを開始

スポンサーリンク
20170526_002 20170526_003

ダイハツは、3月1日の創立110周年に合わせ刷新したグループスローガン「Light you up」のもと、世界中の一人ひとりが自分らしく、軽やかに輝くモビリティライフを提供すべく、ダイハツならではの「モノづくり」の強化と、お客様や地域の方々との接点拡大を主眼とした「コトづくり」に取り組んでいる。

今回、この「コトづくり」活動の一環として、高齢者の事故低減に向けた取り組みを開始したという。

この取り組みでは「産=ダイハツ/日本自動車連盟(以下、JAF)、官=地方自治体、学=理学療法士協会、民=地域社会」の連携により、高齢化が進む地域社会で「いくつになっても自由に移動できる自立した生活」を「地域と連携してサポート」するそうだ。

具体的には、ダイハツ(産)が販売会社を拠点とした地域イベントを開催、地方自治体(官)や住民自治協議会(民)が地域の高齢者など参加者を誘致、JAF(産)による安全運転講習会や、理学療法士協会(学)による運動指導などのカリキュラムを実施するというもの。このイベントを通じ高齢者が運転に必要な筋力や認知機能を維持することで、高齢者の事故低減に向けたサポートを行うそうだ。

この地域イベントは2016年度から試行を開始。すでに2016年度内に三重県、広島県、静岡県で実施し、合計約100人の地域住民に参加いただいた。2017年度から本格的にプロジェクトを始動し、全国規模の活動として拡大をしていくという。

また、今回の取り組みを通じてダイハツは、自治体と健康・安全・地域づくり・高齢化対応・自立支援などの中から、ダイハツならではのテーマで「包括連携協定」の検討をスタートする。まずは、今回の取り組みを協働している自治体との協定締結に向けた検討を開始している。

ドライバーの高齢化はこれからの重要な課題。少しでも事故が減るような取り組みは重要。カーメーカーは今後積極的に行動を起こしていく必要があるだろう。

スポンサーリンク