羽田空港増便に記者からの質問多数!

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羽田空港増便に記者からの質問多数!
本日の閣議後定例会見で、石井国交大臣は、来春ダイヤからの羽田空港増便を発表した。以下は石井国交大臣の説明と質疑応答の要旨。

羽田空港の機能強化が必要不可欠。具体化に向けた協議会を昨日行った。しっかりした対策を講じることなどの発言を踏まえ、丁寧に対応する旨回答した。2020年3月29日の夏ダイヤから増便する。

復興道路、復興支援道路について、2020年度末までに開通できる。550km全てが開通できる。
平成30年西日本豪雨について。工事の本格化を受けて入札不調が増えている。早期の復旧を目指す。
本日、スマートシティ官民連携プラットフォームを設立した。470の団体が会員。全国各地のスマートシティの取り組みを強力に推進する。
質疑応答。
Q羽田空港増便について地元からは不安の声も聞こえる。
A 東京都からは手続きを着実に進めて欲しいとの要望があった。区長会からは騒音対策に万全を期して欲しいとの発言があった。騒音、落下物対策、丁寧な説明を進めることを前提に、関係者の理解が得られたと考える。
引き続きの情報提供に関する要望に丁寧に対応していきたい。引き続き住民説明会を行う。
Q 長崎新幹線について。
A 5日の与党検討委員会で基本方針が示された。新鳥栖 武雄温泉間はフル規格により整備するのが適当。基本方針を重く受け止めている。令和2年度予算では環境アセスメントを盛り込むどうか与党の意向を踏まえて検討する。
Q 辺野古について。
A 沖縄県が新たな訴訟を提起したことは報道等で承知している。コメントは控える。法廷において主張する。
Q 6日の京成電鉄の停電について。
A 6路線で運転を見合わせ、8本の列車が駅間で停車した。変電所機器の故障。同社に対して6日に報告するよう指示した。昨年6月の大阪北部地震以降、対策を取りまとめ鉄道事業者に周知した。9日に鉄道事業者を集め緊急会議を行う。安全安定輸送に努めてもらいたい。
Q JR東日本での雪中の立ち往生について。
A 自治体との連携など様々な課題があった。別途対策を練っている。都市部での駅間停止については対策を取りまとめてある。
Q 都内のオートバイの駐車場対策について。排気量別の合理性について。
A 一義的には事業者の判断。自動二輪車の駐車場確保は重要な課題と認識している。法律上は自転車駐車場は自転車と原付のみ。道交法で規定されている。拡大に取り組んでいきたい。
Q 羽田空港の新ルート下の品川区などで反対の議会決議がなされている。
A 経路案を固定化することのないよう意見がある。国の責任において対応するよう求められた。丁寧な説明を前提にご理解を得られたと考える。降下角3.5度については国際的な安全基準に則ったもの。
Q アメリカ以外の配分について。
A 夏ダイヤの調整は例年9月頃から行われる。各国の交通当局と必要な事項を速やかに決定したい。
Q 九州新幹線の与党PTについて。
A 情報を正確に把握しつつ対応していく。
Q 復興道路の効果について。
A 復興のリーディングプロジェクトとして、概ね10年間で整備してきた。地域の生業の再生など意義のあること。地域の皆様に感謝申し上げたい。
Q 成田空港についても降下角3.5度の要望があった。
A 羽田空港の状況を見て慎重に判断したい。
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