アバンギャルドを極めた新型DS4がスゴすぎる

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ヨーロッパで新型DS4がワールドプレミアされた。
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エクステリアは4400mm×1830mm×1470mmで、踏ん張り感と迫力を演出する20インチタイヤを採用(19インチも設定)。エッジのたったプレスライン、空力特性と見た目のスッキリ感に有益な格納式ドアハンドル、フロントマスクを印象づける縦長LEDデイライト(左右で合計98個のLEDが使われている)のほか、シューティングブレークを思わせる後ろ下がりのルーフラインも見逃せない。フロントノーズはプレステージ感をかもし出す狙いで、あえて長く設計された。また、3つのユニットで構成されたDSマトリクスLEDビジョンは首振り機能を有し、最大33.5度まで光軸が動く。
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内装ではDS AIRと名づけられた空調ダクトが特徴に挙げられる。目立たないようにインパネに埋め込まれており、左右のダクトはパワーウインドウスイッチとともにドアに配されている。
センターコンソールには5インチのタッチスクリーンを新設。DSスマートタッチと呼ばれるこのスクリーンでインフォテイメント系の遠隔操作が行える。画面のピンチイン&ピンチアウト、手書き入力にも対応。また、インパネ中央の10インチ画面(タッチスクリーン)は画面のカスタマイズも可能だ。
ツートンも選べるキャビンには本革、アルカンターラ、木目など多彩な素材が使われていてこだわりが感じられる。
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ドライバーをサポートするヘッドアップ・ディスプレイは21インチの大型サイズで、約4m前方に見える遠視点方式に仕上がっている。ナビだけでなく、インフォテイメントやウォーニングといった情報も表示。さらに、200m前方の歩行者と動物を検知するナイトビジョンの投影画面も兼ねる。
ハンズフリー電動ハッチゲートが備わるラゲッジルームの容量は430L。

シャシーにはDS4用に改良されたEMP2プラットフォームが使われ、プラグインHVの「E-TENSE」もラインナップされる。180psの直4ターボエンジンと110psのモーターが組み合わされてシステム出力225psを実現。満充電時のEV走行距離は約50kmだ。
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DS7クロスバックと同じく、カメラで前方の路面状況を検知して各車輪のサスペンションを独自に制御、快適な乗り心地を実現するDSアクティブスキャン・サスペンションも設定されている。

DS4標準車、DS4 CROSS、DS4パフォーマンスラインの3つのテイストが用意され、ヨーロッパでは今年の冬に発売される計画だ。中国には2022年に投入される予定で、日本でも同じタイミングでリリースか。

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