ブリヂストン、インドネシアで自動車用防振ゴム新工場の開所式を挙行

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ブリヂストンのインドネシア子会社ピーティー ブリヂストン アストラ インドネシア「BSAI」は新工場の開所式を9月23日に実施した。BSAIはブリヂストンとインドネシアで自動車部品の製造・販売を行うピーティー アストラ オートパーツ ティービーケー(PT Astra Otoparts Tbkとの合弁で西ジャワ州プルワカルタに設立した自動車用防振ゴムを生産する会社で、合計投資金額は約1,740億ルピア(約14億円)の予定だという。

 

自動車用防振ゴムとは、自動車のエンジンやサスペンション周囲に装着し、音と振動を制御することにより、車の静粛性や乗り心地の改善に寄与するゴム部品。当社グループは従来、自動車用防振ゴムの生産拠点を5カ国7か所に保有していたが、さらなるグローバル展開を図るためには、ASEAN地域における主要な自動車生産国であるインドネシアに生産拠点を保有することが不可欠であると考え、2015年8月に6カ国目の生産拠点としてBSAIを設立した。BSAIでは当面インドネシアの完成車メーカー向けに製品を供給するが、将来的にはASEAN地域への輸出も視野に入れていくそうだ。

 

また、新工場の稼働で、インドネシア国内の生産品目拡充や製品品質の向上、新技術の導入を進め、更に当社のグローバルでの原材料調達網やアストラ オートパーツ社のインドネシア国内サプライチェーンを活用するなど、同国内における自動車用防振ゴム事業の競争力強化を図るという。

 

今回の自動車用防振ゴム事業における生産拠点の増加により、当社グループの経営の最終目標である「真のグローバル企業」「業界において全てに『断トツ』」に向けて、従来以上に競争優位性のある製品をタイムリーに顧客に供給する体制を構築していくそうだ。

 

【BSAI概要】

1.会社名ピーティー ブリヂストン アストラ インドネシア

(PT. Bridgestone Astra Indonesia)

2.所在地インドネシア 西ジャワ州プルワカルタ

3.代表者野口 毅

4.設立年月日2015年8月6日

5.生産開始2016年9月予定

6.投資金額1,740億インドネシアルピア (約14億円)

7.出資比率株式会社ブリヂストン 51%

アストラ オートパーツ社 49%

8.従業員数90名(2016年12月末計画)

9.事業内容自動車用防振ゴムの生産

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