国内でもホンダジェットの受注開始

スポンサーリンク

ホンダは86年に航空機の研究に着手し、97年に作成されたコンセプトスケッチがホンダジェットの発端となった。そのホンダジェットは17年に小型ジェット機の分野でデリバリー数1位になったが、いよいよ国内でも受注が始まった。DSCN9799 DSCN9784

 

国内では丸紅エアロスペースに販売や整備、機体の運用サポートを託す(フリート販売の場合はホンダエアクラフトと直に取引き)。すでに型式申請が行われ、19年前半にも納入が始まる見込みだ。

国内で販売されるのは最新型のホンダジェット・エリートで、従来モデルより航続距離が約17%増え、エンジンノイズが抑えられて静粛性にも磨きがかかった改良版である。東京を起点にした場合、北京や上海など中国東部までノンストップで飛べる。フルサービス可能なギャレー、スピーカーに頼らずキャビンに音響を届けるシステムも装備。今年度の国内での販売価格は525万ドルだ。DSCN9786DSCN9785

ホンダ・エアクラフト・カンパニーの藤野道格社長は「国内のビジネスジェット市場はまだ小さいが、4〜5年かけて2倍くらいの規模に増やしていきたい」としながらも、空港のスロット(駐機場所)増加などインフラ整備待ちの部分もあって「潜在需要はある」との見通しを語った。DSCN9788

スポンサーリンク