ネクスコ東日本、技術者育成のための研修施設を 岩槻IC敷地内に新設、平成30年度内完成へ

スポンサーリンク
image image

高速道路では、概ね2日に一回発生している。対策のため逆走対策技術の公募を行う。

過重労働撲滅に向けて。
思い切った業務の見直しと削減をおこなっている。
役員連絡会で社員の労働時間を把握する。

維持管理業務の技術者育成のため、現場のOJTである。基礎研修が必要、技術基準の体験型施設。東北道岩槻インターチェンジ敷地内に研修設備を開設する。料金管理業務における実機による研修を行う。完成は平成30年度内が目標。現在は建設もピークだが、先で新規建設が減っても既存施設の維持更新のためのノウハウを若手技術者に伝承していくことを狙っているとのことだ。

10月の1日あたり平均通行台数は、297万台、前年同月比2.9%増。料金収入ベースで、731億円、同2.6%増。10月のSA.PAの売り上げ高は、129億円、同5.0%増となった。

年末年始の渋滞ピークは、上下線とも1月2日と見込まれる。特に関越道高坂SA付近では、下りが12月30日に20キロ、上りが2日で45キロと見込まれている。

関越道高坂SA下り線で、オープンイノベーションによる対話接客システム、人工知能を使った実証実験を続けている。湖池屋のスリーポリンキーズが、ユーザーの疑問に答えてくれる。

対話接客システムについて、担当者に話しを聞いた。現状では、あくまでも実験段階とのことで、「学習機能は停止させている」と言う。一方で、顧客の質問内容を含めた記録は取っているし、顔認証システムは作動している。
「実験の意味が良く分からないし、学習機能も停止させているとなると、何を目的にしているのか良く分からないし、利用者から得られた情報の扱いも不安だ。少なくとも利用者に対して、記録も顔データも収集していると、予め断るべきだ」と指摘しておいた。担当者はなにがしか検討するかもしれない。

取材 文 写真 神領 貢 マガジンX編集長

スポンサーリンク