新グレード追加で世界観が広がったCX-8

スポンサーリンク

3列シートSUVであるCX-8の世界観を広げる狙いでマツダが同車のマイナーチェンジを実施した(発売は12月下旬)。
CX-8_fr
フロントではCX-5同様、バンパーやラジエターグリル、ランプ類が一新され、リアではコーナーピーク(カド)が外寄りに移されて踏ん張り感が向上。ラジエターグリルはブロックメッシュのパターンによって作り込まれた印象が演出されている。
CX-8_rr

最新のスカイビークル・アーキテクチャーの考え方も取り入れられている。例えば2.5Lターボ搭載車はアクセルペダルの操作力を最適化することでコントロール性が向上し、併せてATの制御も見直された。また、足まわりの設定も変更されて揺れが抑えられ、疲れや車酔いを低減。このほか、前席のクッションが一新され、骨盤を立たせて安定した姿勢で座れるよう改善された。

世界観を広げる策として新グレードのグランド・ジャーニーが加わった。前後バンパーにシルバー調ガーニッシュが装着され、ダークグレー塗装のグリルやブラック仕上げのドアミラー、ルーフレールなどを装備。また、走行特性を変えられるMiドライブには専用のオフロード・モードが設定されており、スタックしてしまっても接地輪に駆動力が伝達されて高い走破性が発揮される。室内が専用色のグレージュにコーディネートされている点もウリのひとつだ。税込み価格は2.5Lガソリンが399万9600円、2.2Lディーゼルターボが438万2400円(4WDのみ。オプションを含まず)。
CX-8_seatCX-8_cockpit
人気のブラックトーン・エディションを上回る上質な内容が自慢のスポーツ・アピアランスが追加された点も目新しい。ブラック仕上げの外装パーツに加えてレッドまたはブラックから選べる本革シートが採用されている。税込み価格は2.5Lガソリンが403万2600円、2.2Lディーゼルターボが441万5400円(4WD車は23万6500円高。オプションを含まず)。
CX-8_sportsCX-8_sportsint

スポンサーリンク