タカタ製エアバッグのリコール未改修車130万台、来年5月以降、継続車検に通りません!!

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本日の閣議後定例会見での石井国交大臣会見発言の要旨。
12月10日からミャンマーに出張する。「第3回アジア・太平洋水サミット」出席のため。水問題の重要性を認識し、水問題を解決するために日本の経験や知識を活かしてもらう。アジア汚水管理パートナーシップ設立へ努力する。
タカタ製エアバッグのリコール未改修車両のうち、異常破裂事故が起きたものと同じインフレーター搭載車は継続車検を通らなくなる。30年5月から施行する。全世界で少なくとも18名が死亡している。一刻も早く改修を行うよう関係者は努力して欲しい。
質疑応答。
タカタ製エアバッグは、インフレーターの不具合により、平成21年以降、リコールを行なっている。10月末時点で83%の改修にとどまっている。320万台の未改修車がある。車検を通さないことで改修を促進する。
Q 年末年始の安全総点検について。
A 繁忙期の年末年始に陸海空の公共交通事業者の意識高揚を目的として行なっている。乗務員に対する指導監督体制や車両の安全確認を重要項目とする。
Q 北朝鮮からの漂着船について。
A 朝鮮半島からと思われる漂着船が76件。12月上旬現在。哨戒に万全を期す。日本海が大荒れだったことが原因ではないか。関係省庁と連携して対応していきたい。
Q 天皇の退位について。
A 今後、宮内庁中心に関係省庁と連携して行なっていく。諸準備に万全を期したい。

会見後の記者レクではタカタ製エアバッグについて以下の点が明らかになった。

●今年10月末現在で異常破裂する危険性が高い乾燥剤の入っていないリコール未改修車は130万台。9メーカー、97車種にのぼる。なお、タカタ製エアバッグ搭載車は国内で1896万台ある。8月末時点では未改修車は170万台だった。

●日産、スバルの両社についても完成検査不正のリコール対応はあるものの、タカタ製エアバッグの改修にも全力を上げてもらう。

●パーツの供給についてはタカタが万全を期す。供給のメドは立っている。

●遠隔地などで販売会社のない地域では最寄りの認証工場に持ち込んでもらえれば、販売会社による出張交換などが受けられる。

●中古車などでセカンド、サードユーザーになっている人で、販売会社から案内が届いていない人も新車販売店などで対象車種かどうか確認の上、対象の場合は至急対策品に交換して欲しい。IMG_6506-1

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