自工会総会後の懇親会で、4人の社長と話す。軽自動車が非関税障壁だとアメリカから指摘されていることについて、スズキとホンダの受け止めに違いのあるのが印象的でした。以上、現場からでした。
スズキの鈴木俊宏社長。
規格よりも販売面の規制が大きいのではないか。
記者「GMがOEM供給してくれと言ってきたら?」
鈴木「検討するよ」
ホンダ の八郷社長。
軽自動車については、グローバルに活躍する企業として、議論の余地はあると思う。
新型エヌボックスにホンダセンシングを標準装備するかどうかは、「分からない」と煙に巻かれました。
スバルの吉永社長。
アイサイトのサプライヤーはまだ決まっていない。
研究開発費が欲しいとの要望に「えっ!」と思ったが、技術のスバルとして、やってもらおうじゃないかと思ってOKした。
日立オートモティブシステムズはホンダとの関係を気にしているが、「こちらは関係ない」とも話されました。
記者「単純に技術とコストで決めるのか?」
吉永「そうです」との説明でした。
マツダの小飼社長。
スカイアクティブ ジェネレーション2は、ジェネレーション1が出た時と同じくらいインパクトがある。
営業現場には、「お客様にクルマに乗ってもらいなさい」と言っている。営業が得意先に試乗車を持っていって「5日ほど乗ってみてください」と置いて帰ることもあるそうだ。
「黒マツダ」については、お客様が入りやすいように心がけている、と話してくださった。