日本サッカー協会の対応に唖然!!

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日本サッカー協会の対応に唖然!!

昨日、「日本サッカー協会とトヨタ、「JFA Youth & Development Programme」パートナーシップ契約を締結」の記事を配信した。で、記事に添付した写真について、本日午後、「差し換えて欲しい」と日本サッカー協会(JFA)の担当者から突然、電話で依頼があった。どうやら写真に写っている児童の親御さんから「ゼッケンの名前と顔で素性がバレてしまう」趣旨の申し入れがあり、組織か個人かは明らかになっていないが、日本サッカー協会の判断でメディアに対して差し換えの依頼をしたということだった。

親御さんからのクレームならやるしかない。編集部では、アップ済みの写真を、トヨタが先に差し換えていた別の写真に差し換える対応をとった。気がつかれた読者の方もいると思うが、ツィッターの記事も削除した。

http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/16800648

「おかしいなぁ」と思った。JFAにも増してトヨタ自動車はそうした個人情報や肖像権の扱いについては、非常に気を使う会社である。また、メディアへの対応にもソツがないことは、トヨタと付き合った記者なら知っている。トヨタが個人情報の扱いについて何も確認せず、しかも配信した後にメディアに対して差し換えを要求するものだろうか。念のためと思って懇意にしている広報課長に確認した。案の定である。トヨタは写真の個人情報等の扱いについては確認済みだし、メデイアに対して写真の差し替えなど要求していないことが分かった。

その話を受けて、JFAに確認の電話を入れた。電話口での問い合わせの結果、編集部に電話をよこしたのはマーケティング部の担当者だった。名前は伏せる。彼の話しによると、「マガジンXを含めて複数社に写真差し換えの依頼を行ったこと。16時前にはトヨタと連携がとれていたが、記者が電話をかけた17時前の時点で差し替えが必要ないことをメディア各社には一切連絡していない」ことだった。

自分たちの宣伝記事配信の話なのに、コラボしている相手と連携もせず、自分のミスに気がついた後もなんら事態収拾のためのアクションも起こさない。JFAとはその程度の組織なのかと呆れた次第だ。いま、JFAからの釈明の電話を待っているところだ。

日本サッカー協会とトヨタ、「JFA Youth & Development Programme」パートナーシップ契約を締結

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