日本向けCR-Vはリース販売のFCEV(燃料電池車)に変わり、一般ユーザーからは“遠い”存在になってしまった。本来ならSUV界のド真ん中でRAV4やエクストレイル、フォレスターと対等に戦えるはずなのに、ホンダは同車をカーボンニュートラル戦略の象徴に据えた。
そのホンダは2040年までに二輪と四輪の全製品を電動化する。これは商品がBEVとFCEVに集約されてエンジン車が姿を消すことを意味する。三部敏宏・社長がこの方針を明らかにした際、世界中に衝撃が走ったことは記憶に新しい。当然だ。ホンダが「エンジン屋」の看板を下ろすと宣言したのだから。
「もう今後はエンジンの開発を行わず、ホンダ製品はつまらなくなってしまう」。そんなネガティブな印象が広まったことは否めないだろう。
しかし、実際には完全電動化されても操る喜びは受け継がれるワケで、ホンダとしては今後この点をアピールしていく。その一環として国内向けCR-Vにエンジン車が追加設定されることが判明したので、明日(9月26日)発売のマガジンX 11月号でスクープしている。是非ご覧ください。
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