日産がオンラインでアリアのワールドプレミアを行った。

アルミホイールには19インチと20インチが用意される。

スモーク仕上げのカバーで覆われたフロントマスクには日本伝統の組子パターンが立体的に表現されている。裏側にはセンサー類が隠されていてシールドの役割を果たす。新デザインのマークにも注目。

点灯時に赤いラインが浮かび上がる水平基調のテールランプがリアビューをワイドを演出。
アリアは新開発されたEV専用プラットフォームと新しいモーターが搭載されたクロスオーバーSUVタイプの電気自動車で、21年の発売に先がけて公開された。
バッテリー搭載量は65kWhと90kWhから、駆動方式は2WDと4WDからそれぞれ選択でき、もっとも航続距離の長い2WD・90kWhモデルは610km(WLTCモードを想定した日産測定値)をマークする。
自動車専用道でハンズフリー運転も可能なプロパイロット2.0、車外から駐車操作できるリモート・パーキング機能も用意される。「ハロー、日産」と呼びかけることで起動するアシスタントとAmazon Alexa、2種類の音声認識システムに対応。さらに、無線でクルマのソフトウェアがアップデートできる機能も備わっている。

システムONで灯るスイッチ類はタッチセンサーではなく、振動で操作が確認できる仕組みになっている。



メカニズムがコンパクト化されたことでキャビンはワンクラス上の広さを誇る。フラットな室内フロアにも注目。

まず日本国内で21年半ばに発売され、ユーザーの購入負担額は約500万円になる見通しだという。