SCOOP!RAV4・PHV受注900台の嬉しい悲鳴と誤算

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6月8日に国内発売されたRAV4・PHVの受注台数(国内)が900台を突破した。月販目標台数300台に対し、これはトヨタにとって“嬉しい悲鳴”に違いない。
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しかし、トヨタ社内では素直に喜べない事情がある。海外からのオーダーも多くて新型リチウムイオン電池の供給が追いつかず、遅れが発生。ディーラーによると、すでに国内での納期は8カ月に伸びているという。
いまのところ遅延が解消する見込みが立っていないため、年度内の生産台数を売り切った時点で一旦オーダーストップをかける通達がディーラーに向けて発信されたことがマガジンXの取材で判明した。国が用意している補助金も来年度どうなるか不透明で、これもオーダー受付の見合わせを決めるに至った理由のようだ。
こうした事情から、ディーラーではPHVの代わりにハイブリッドを薦める動きが出ているという。また、RAV4のテレビCMではPHV登場が ぶら下がりで告知されているが、これも7月中旬に中止されて通常のCMに戻される予定だ。
なお、RAV4・PHVのオーダーストップについてトヨタ自動車は「近々、当社ウェブサイト上で公表させていただきます」(広報部)としている。

Here in Japan, the RAV4 Prime was introduced on June 8th, and already 900units have been sold. Toyota aims to sell 300units per month domestic.
Due to low supply of lithium-ion battery, delivery time has expanded to 8months. So to avoid confusion, Toyota has decided to stop receiving orders temporary when reaching the number of this fiscal year’s production plan.
Toyota says they are going to announce this at their website in a few days.

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