マツダ3は新開発のスカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャーが用いられた最初のクルマだ。プラットフォームや足まわりは当然ながら、シートの構造も見直されて一新された。
なかでもポイントとして訴求されているのはシートとボディ骨格だ。シートは乗員の骨盤を立てて座らせることで無意識のうちに力むのを回避、結果的に疲れを感じにくい構造に仕上げたという。ドラポジがピタッと決まるよう、パワーシートには座面の前後を別々に上下調整できるリフターと脊椎のS字カーブを保ちやすくするランバーサポートが備わっている。
騒音も疲れや不快感につながる要因だ。必要な(例えば路面状況が変わったことをドライバーに認識させる)音と振動を残しつつ、過分な要素をなるべく乗員に伝えないよう、ボディ構造にも改良が施された。また、リアバンパー内側のエキストラクター(車内の空気を抜くための穴)から発生する音を防ぐために吸音ダクトが設けられ、純正アクセサリーのフロアマットには吸音効果が織り込まれている。
2Lガソリンと1.8Lディーゼルターボに試乗したプチインプレは6月26日発売のマガジンX 8月号に掲載しているので是非ご覧ください。
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