ヴェゼルの新たな選択肢としてターボ登場

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ヴェゼルにはガソリン車とハイブリッド仕様がラインナップされているが、さらにバリエーションの幅を広げて選択肢を増やす狙いでターボエンジン搭載の「ツーリング」が追加された。これはSUV市場で優れた走行性能や加速力、静粛性が求められている傾向に応えるためでもある。税込み価格は290万3040円。

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フロントノーズに搭載されているのはステップワゴンから実用化されている1.5Lターボで、既存のNAモデルと比べて最高出力は31%アップの172ps、最大トルクは42%アップの22.4kg-m(しかも1700rpmから発生)に達している。1.5LターボはCR-Vやジェイドにも使われているが、ヴェゼルに追加設定されたのは国内産のシビック4drと同スペックだ。
2.4L級のトルクが備わっているだけあって、加速は爽快。トランスミッションはCVTだが、アクセルペダルを大きく踏み込んでもエンジン音だけが高まるような悪癖もなく、ギヤ比が固定されてダイレクト感のある加速が味わえる。逆に下り坂などで減速したい時にはパドルシフトを使ってエンジンブレーキを思いのままに活用できる。

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ラインナップの頂点に位置していて税込み価格が300万円に迫るため、細部の作り込みにも力が注がれている。高い静粛性もそのひとつで、ダッシュボードやボンネットフード、フロントフェンダーまわりの吸遮音材が増やされており、おかげでロードノイズが気になることもない
もちろん最高峰モデルにふさわしい出で立ちを実現すべく『ラグジュアリー&スポーツ』をキーワードに内外装も差別化されている。外装の下回りパーツはグレーMに塗装され、両出しエキゾーストとルーフレールを標準装備。内装には専用のブラウン色シートに加え、ツーリング専用として前席ヘッドレストの前後調整機能も備わっている。空調ダクトやスピーカーリングなど随所に配されたメッキトリムが高級感の演出にひと役買っているのも見逃せない。

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それにしても、Suchmosに目をつけてCMの楽曲に起用したかと思えば、今度はSIRUPを見つけて引っ張ってきた。この選曲を行っている担当者と編集部イッシーは仲良くなれそうな気がする(笑)。

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