“ベイビーなジャガー”コンパクトSUVのジャガーEペースを発表

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ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、新型コンパクトSUVのE-PACE(イーペイス)を2月22日(木)に発表し、全国の正規販売ディーラーにて受注を開始した。

E-PACEはジャガーでは最もコンパクトなニューモデルということで“ベイビージャガー”という愛称が与えられている。Fタイプ譲りのジャガーらしいデザインと、SUVらしからぬスポーツカーのようなパフォーマンスを兼ね備えたコンパクト・パフォーマンスSUVであり、この「SUV」と「スポーツカー」の二面性が最大の特徴と言える。

エンジンラインナップは2リッター4気筒のみ。INGENIUMガソリンエンジン2種類(249ps/300ps)と、INGENIUMディーゼルエンジン(180ps)の3種類を用意し、組み合わされるトランスミッションはジャガーでは初となる9速ATを搭載する。日本仕様は全グレードAWDで、とくにガソリンエンジン車にはアクティブ・ドライブラインと呼ばれるコーナリング性能を向上させるAWDシステムを搭載している。これは通常時はトルクを前後50:50、安定した巡航時には前輪に100%のトルクを割り当てて燃料消費を抑えるとともに、AWDが必要となる路面では瞬時(0.3秒以内)に後輪へ必要なトルクを伝達、コーナリング時には外輪により多くのトルクを配分するトルクベクタリングを行うことで、FRスポーツカーのような走りを実現している。

コンパクトサイズながら広々とした室内空間もE-PACEの特徴のひとつで、ラゲッジルームは577リッター(最大1234リッター)。センターコンソールは8.5リッターとペットボトルが5〜6本収まるほどの容量があり、車内にある収納スペースは全体で30〜40リッターあるという。インフォテイメントシステム「InControl Touch Pro」は10.2インチタッチスクリーンを導入し、4G通信にも対応。スマートフォンアプリを介して離れた場所からのドアロック/解除やエアコン操作なども可能になっている。初年度(2018年モデル)のみの展開となるファーストエディションは、20インチホイールやレザーシートなど専用デザインを施した特別なモデルで、価格は738万円〜。

レンジローバー・イヴォークとの住みわけについて同社のマーケティングディレクター・若林敬一氏にたずねたところ、「イヴォークはラグジュアリーモデル、E-PACEはカジュアル&スポーティという位置づけであり、かなり慎重に考えてイヴォークとは競合しないように開発している」と答えた。また2WDの日本導入を除外した理由は、日本のユーザーはジャガーらしさ、後輪駆動にこだわる人が多いことと、SUVらしい悪路走破性で有利ということで決定したが、マーケットの声を聞いた上で強い要望があればFFの導入も検討するとのことだった。

なお、E-PACE受注開始を記念して「E-PACEが当たる #BABYJAGUARを探せ」キャンペーンもスタート。特設ウェブサイト(https://babyjaguar.jp)にあるイラストで描いた街並みのなかからベイビージャガーのシルエットとE-PACEを探し出し、見つけた場所を回答して応募すると抽選で1名にE-PACEがプレゼントされる。

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■ジャガーE-PACE税込価格

INGENIUMディーゼル搭載モデル(9機種):451万円〜

INGENIUMガソリン搭載モデル(15機種):475万円〜

R-DYNAMIC:504万円〜

FIRST EDITION:738万円〜

ジャガー公式サイト www.jaguar.co.jp

キャンペーン特設サイト https://babyjaguar.jp

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