速報!
日産自動車の今年度第1四半期決算
国内販売台数45.6%増! 主要市場で増販維持。
日産自動車の今年度第1四半期決算は、売上高2兆7604億円、前年同期比4%増、営業利益1533億円、同マイナス12.8%減だった。営業利益率は5.6%。当期の世界販売台数は、135万1000台。同5%増だった。
通期の見通しは、期初見通しに変更なく、売上高11兆8000億円、前年同期比0.7%増、営業利益6850億円、同7.7%減。世界販売台数は583万台を見込んでいる。
質疑応答。
当初の想定に沿った結果。国内販売とコスト減が効いた。進捗率は台数などは23%程度。米国は競争が激しい、販促費がかかるなどがある。新車効果もあり、今後回復を図りたい。
中国担当の関専務。
2Qを終えて、シルフィ、ティアナ、エクストレイルなどコアモデルが堅調。ヴェヌーシアが10%程度伸びた。NCVも伸びた。満遍なく伸びた。148万台をキッチリ達成したい。
電動化について。
当初見込んでいた台数より少ない。充電に不便がない。乗ってみると楽しい。参入増でコストが下がる、などメリットパワー大きい。ほかの会社が入ってきた時に、地位を保てるか。9月発売の新型リーフに期待している。eパワーなど色んな技術を投入して電動化の流れを加速させたい。
米国での収益性維持について。
台数の1番か2番かに興味はない。サイズからどれだけシナジーを生むかが大切と考えている。目標としては思っていないのが正直なところ。
1750万台の期初見込みが、足元1600万台後半程度で推移している。このくらいのレベルなら、大きな懸念を持つべきではない。保有台数増の長期的プラスもある。中古車市場で大きな悪化にはなっていない。現状はそれほど問題ないが、今後注意深く見なければならない。
内燃機関について。
今年秋口に次期中期計画を発表する予定。まさに精査している段階。ルノーや三菱との擦り合わせをしながら、アライアンスの中で検討する。
自動運転について。
方向性について、ルノー、三菱と検討している。近いうちにまとまった形で発表したい。
2018年に高速道路で複数車線をまたぐ、この計画は変わっていない。2020年の市街地走行目標も変わっていない。日々、進化している。それぞれの国での規制にも対応しなければならない。技術レベルでは達成できる。
規制により電動化が進んでいる側面がある。
自動車産業発表様ざまな規制に適合させて発展してきている。エミッションを少なくして燃費を良くする方向に我々としても行きたい。枠組みに対応する形でこれからもやって行きたい。