現行スープラはBMWとの共同開発によって17年ぶりにブランド復活を遂げた。いまとなっては自社に手持ちがない直6エンジンを起用することができ、86より上位のFRスポーツカーを再登場させることに成功した。
一方でトヨタは次期モデルの位置づけや採用コンポーネンツを検討してきたが、投入時期も加味するとエンジン車のままモデルチェンジすることは難しいとの結論に行き着いた。そこで、スープラのBEV化を決めたことは以前にマガジンXで報じたとおりだ。
かたや、内燃機関を持たない次期スープラが登場する前に、現行モデル最後の隠しダマとしてGRMNが登場する。台数限定で売り出される同車にはチューンナップされたエンジンが搭載されるほか、専用パーツも与えられて究極のマシンに仕立てられるだろう。
そのテストカーと思しきスープラがニュルに現れた。何の変哲もない黒ボディの現行モデルながら、外観の一部が擬装されていた。はたしてテストカーの狙いは何だったのか。ポイントはどこなのか。
11月25日発売のマガジンX 1月号(電子版と紙の雑誌をご用意しているほか、書店・一部コンビニでもお買い求めいただけます)では次期モデルの続報とGRMNテストカーのナマ写真を一挙に掲載しているので、スポーツカーファンの皆さんは(そうでない人も)お見逃しなく!!