《web限定scoop!》日産ADが最後の半年だけ値上げ。NV200も併せて4月に価格改定へ

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新聞やウェブニュースで広まった日産AD生産終了の件がディーラーに正式通達された。
メーカーから各ディーラーに発信された内容によると、ADは今年11月に生産が終了する。一方でNV200バネットは引き続き生産&販売される。

マガジンXでは、さらなるニュースをつかんだ。なんと4月に両車が価格改定(値上げ)されるという。現価格で供給される台数には限りがあるため、いわば早い者勝ちとも言える状況になっていて、全国の受注台数が上限に達した後は新価格でオーダーせざるを得なくなる。

コロナ禍で半導体不足に影響されてADは受注停止が続き、23年4月に再開された際には13万〜15万円も値上げされた。その後、24年3月には衝突被害軽減ブレーキとヒルスタートアシストが全車に標準化されてグレード展開も見直され、一転して2WD車は3万8500円、4WD車は8万5800円、引き下げられた。こうして2年の間に上がったり下がったりした価格は最後の半年だけ再び上がるわけだ。

ところで、ADが組み立てられている日産車体・湘南工場は70年以上にわたる歴史を誇り、年間15万台の生産能力を有する。AD廃止後はNV200バネットの専用工場と化すが、単独車種のために工場を残し続けることは考えにくく、いずれNV200バネットも(例えばモデルチェンジに合わせて)移管されるのではないか。

マガジンX
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