ロッキー/ライズの販売中止に情報続々
ユーザーも販売会社も混乱しています
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- Aさんの証言
私は2022年8月末にトヨタ・ライズを契約しました。2023年1月から3月そして5月、納期が当初の約束からどんどん延びていきます。ディーラーから「やっと納車できる」と連絡があったのは夏も過ぎた頃です。印鑑証明など書類も用意しました。ところがいよいよディーラーに配車される、その直前で、メーカーから販売停止のアナウンスがありました。
納車待ちは1年以上に及びましたが、この間、販売店から連絡はほとんどありませんでした。私から2回ほど連絡しましたが、ディーラーも情報がないのか、その都度はっきりとした答はないままに時だけが過ぎて行きました。
10月20日過ぎに販売店と話をしました。まず「トヨタからのお詫びです」と渡されたのが某有名ブランドの売価2400円くらいのお菓子でした。お菓子をもらったあとで、ライズのガソリン車もしくは新しく販売するヤリスクロスを提案されました。同じグレードだと「たぶん50万円くらい高くなる」と言われました。
ライズが納車されていれば、車検を通す必要はなかったのですが、代替えの車もすぐには決められないし、車がないと生活に困るので所有車の車検を通しました。ディーラーは「新しい車が届くまでに車検が切れてしまう人はは保証する」との情報もありますが、確たる話はありません。納得できません。
今週、販売店とまた話をするのですが、ヤリスクロスはまだカタログがなく、もちろん車も見れません。ただ見た目はほぼ変わっていないそうです。でも車も見られないのに契約はできませんね。あまりにもライズのニュースや記事が少ないので、マガジンXの記事をみて私も現状をお伝えしたくて連絡させていただきました。
- Bさんの証言
業販店経営者です。貴誌の記事の通り、ライズハイブリッドからの代替え受注に対してメーカーから10万円の値引き支援金が出るそうです。この支援金があればお客様に通常の値引き幅より10万円上乗せができます。ライズハイブリッドからの代替え受注車両は生産手配が通常オーダーより早いとのことです。特にヤリス、ヤリスクロス、シエンタなどは納期が短縮されそうです。参考になりますか。
●Cさんの証言
マガジンXの記事では「販売会社の判断で適切にお客様対応を進めていく」とメーカーがコメントしていました。が、実際は「適切な対応が為されている」とは言い難い状況です。ディーラーは自分達の被害を最小限にしたいのでしょう。散々またしたお客に対して、納得のいく条件は提示してくれません。今のままでは待たされ損です。