年間販売3万台をめざす新型スイフトが登場

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swift_redジャパンモビリティショーにコンセプトモデルが出展され、登場が暗示された新型スイフトが正式にデビューした。CVTモデルは12月13日に、MTモデルは24年1月17日に発売される。税込み価格は172万7000〜233万2000円(各グレードの価格は末尾に掲載しています)、年間販売計画台数は3万台(月販平均2500台)だ。
ちなみにスイフトは発売から19年を経て169の国と地域で累計900万台が販売されてきた。

スズキによると、先代モデルは外観デザインやスタイルの良さが好評だったが、安全運転支援デバイスや運転をラクにしてくれる装備の不足が弱点だったという。今回のモデルチェンジでは後述する装備の新設定により、このウィークポイントを解消。
ライバル車と比べてユーザーの平均年齢が若い(先代は44.8歳で他車より10歳ほど若い)点も特徴的で、これを守り通すべく、今回はZ世代に焦点を当てて開発したのこと。

コンセプトは「エネルギッシュ&軽やか」。
外観には伝統のフローティングルーフが踏襲され、リアは台形フォルムによって安定感のある姿に仕上がっている。また、ヘッドランプとストップランプがLED化され、上級グレードにはLEDフォグランプも標準装備。
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内装ではインパネとドアトリムの連続感が演出され、インパネ中段は浮遊感を表現。また、ドアトリムなど化粧パネルには3Dテクスチャーが起用され、光の当たり方によって見え方が変わる。
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パワートレインには新開発のZ12E型エンジンを起用。併せてCVTも開発し直されて静粛性と燃費の改善に寄与している。
マイルドHEVに国内スズキ車で初めてMTモデルが設定されている点も見逃せない。MT車の販売比率は先代と同じ5%程度が見込まれている。
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安全デバイスにはミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせたデュアルセンサーブレーキサポートIIを新採用。検知エリアが広がって自転車や二輪車、交差点での横断歩行者も検知対象に加わった。障害物との衝突回避および衝突被害を軽減する低速時ブレーキサポート、照射範囲が制御されるアダプティブ・ハイビーム、ドライバーの眠気や脇見を検知して注意を促すモニタリング機構も用意されている。
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装備面では電動パーキングブレーキが上級グレードに装備されており、日本語で注意喚起する音声案内機能も採用されている。また、スズキ初の9インチ画面付きオーディオはコネクト技術に対応していてスマホを連携させられる。このコネクト技術を活用すればリモート空調や緊急通報、警告灯と連動してコールセンターへの電話も可能だ。
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