ランドクルーザー（以下ランクル）シリーズの中でヘビーデューティー系に分類されている70系は84年にデビューした。それまで販売されていた40系のポジションを引き継ぐカタチで登場し、世界中で支持された。国内では04年に販売が終わったものの、海外ではいまなお現役モデルとしてラインナップされていることは周知のとおりだ。14年には発売30周年を記念して国内でも再リリースされ、約10カ月間だけ新車として再販された。
70系の前身として販売されていたランクル40
2004年に一度は国内販売が終わったランクル70
2014年に国内で復刻販売されたランクル70
その70系がいよいよ国内マーケットに帰ってくる。しかも今回は期間限定ではなく、恒常的に販売される計画だ。再発売は250系のワールドプレミアと同時に予告された。
70系は（１）悪路走行を重視したオフロード設計、（２）強靭なフレーム構造、（３）電子制御に頼らない基本性能、（４）シンプルな構造による高いリペアビリティ性といった魅力を有する。再販にあたっては これら４つのポイントに加え、パワートレイン、乗り心地と操安性、内外装デザイン、安全性がブラッシュアップされる。
11月25日発売のマガジンX 1月号（電子版と紙の雑誌をご用意しているほか、書店・一部コンビニでもお買い求めいただけます）では販売施策や未公開写真も交えて9年前に限定販売されたモデルと比べ、項目ごとに進化の度合いを洗い出しているので、是非ご覧ください。
