トヨタのEVコンセプトは“ちょいワル”なbBにも変身する

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ジャパンモビリティショーのトヨタ・ブースに並ぶ出展車両が次々に公表されている。

FT-3eはSUVタイプのBEVコンセプトで、シンプルな外観デザインを追求。ドア下部からフロントフェンダーに沿ってデジタルサイネージが設けられ、ドライバーが近づくとバッテリー残量や車内温度、室内のエアクオリティが表示される。
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FT-SeはスポーツタイプのBEVコンセプトで、カーボンニュートラル時代におけるスポーツカーの選択肢のひとつとして提案。上記のFT-3eとコンポーネンツを共有しつつ、操安性と空力性能が追求されている。また、ソフトウェアをアップデートすることで育てていくことが可能だという。
全体像はショー開幕までのお楽しみだが、外観はワイド&ローなプロポーションでワンフォーム・シルエットを採用。先行公開されたティーザー画像にはGRのロゴが見える。また、内装には直感的に操作できる次世代コックピットが用いられ、インパネ上面を低く抑えることで優れた視界が確保される。スポーツ走行時に重宝する新しい意匠のニーパッドも採用。
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KAYOIBAKOは「好きなときに・好きな場所で・好きなことができる」モビリティの将来像を示すスタディモデルだ。商用からプライベートまで、さまざまな使い方がショー形式で紹介される予定だ。
コンセプトはコンパクト・スペース。目的に応じて変えられる超拡張性能を備えたBEVである。
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商用では、ラストワンマイルの小口配送に適したカスタマイズが物流の2024年問題を解決する糸口のひとつになるだろう。また、陳列棚が設置された移動販売車や乗合バスにもコンバートできる。
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プライベートでは趣味嗜好に合わせたカスタマイズが可能だ。車いす利用者が運転席に移動しやすい設計が施されていて「移動の自由」を提供する価値も有する。
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カスタマイズの事例として制作されたCGの中にはbB再来を思わせるヤンチャな仕様もある(しかもフロントパネルのディスプレイにbBの文字が!)
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