物流改革、実効性あるものにしたい

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6月2日の斉藤国交大臣会見要旨。
物流改革、実効性あるものにしたい

物流の革新に向けた政策パッケージがまとめられた。いわゆる2024年問題に対応するなど、3つの柱に基づき、枠組みを確実に整備する。可能なものから速やかに取り組む。

年内を目途にガイドラインを策定した。実効性あるものとするためスピード感を持って取り組む。
質疑応答。
Q 物流について
A 様々な問題に直面している。何もしなければ14%の輸送力不足が生じる。次期通常国会での法制化を目指す。荷主の理解が必要。消費者の理解が必要。
業界団体を通じてヒヤリングしているが、そこに参加していない人もいる。キチンと声を聞かないといけない。機会を設けたい。「声」をチカラに実効性あるものにしたい。
消費者に対しても賞味期限延長や置き配など、理解を得ていく。
荷主に対してもトラックの荷待ち時間を何割減らすといった具体的な取り組みを行いたい。
Q リニア新幹線早期着工について。
A 未着工の静岡工区について中間報告が出た。環境保全に関する有識者会議を9回開催した。地域の理解が得られるよう取り組む。
リニア新幹線開業後については本年夏頃メドに作業を進めている。
東海道新幹線の新駅については研究会における議論を見守りたい。
Q 川勝知事が大阪までの全線一括開業、迂回ルートについて話したとの情報がある。
A 現行案が最も適当と思っている。しっかり取り組みたい。
Q 知床遊覧船について。初動は正しかったのか検証を行うのか?
A 事故を受け初動の点検を行なった。事故から現場到着まで3時間を要した。自衛隊への災害派遣要請にも時間がかかった。課題に対してすでに対応した。
Q 長官ポストについて。
A 個別の人事についてはお話しできない。
Q 治水ダムの建設について
A 広島県安芸太田町に建設する。最下流部の広島市に人口が集中している。沿川には市街地があり、川の拡幅が難しい。現地の事務所が主体になって丁寧に進めたい。
水災害の激甚化に備え流域治水に取り組む。降雨量増に対して慎重に検討した。

 

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