4代目アウディA3が国内デビュー

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アウディA3の最新モデルが国内で発表された(発売は5月18日の予定。ただし、2L直4モデルは秋に発売予定)。税込み価格は2BOXのスポーツバックが310.0万〜642.0万円、セダンが329.0万〜661.0万円。
96年に初代が発表されたA3はこれまでに全世界で累計500万台が販売されてきた。国内での累計販売台数は11万台で、発表された新型モデルは4代目にあたる。
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5ドアのスポーツバックは全長が20mm、全幅が30mm拡大されて4345mm×1815mmに達し、前席はヘッドクリアランスが7mm、左右方向のエルボールームは6mm広がった。同様に後席ではヘッドクリアランスが2mm、エルボールームは3mm拡大された。ラゲッジ容量は380Lで、リアシートを前倒しすれば1200Lまで増やすことができる。
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3BOXセダンは全長が20mm、全幅と全高が20mmずつ拡大されて4495mm×1815mm×1425mmに。セダンはヒップポイントが見直されてヘッドクリアランスが20mm広がった。
どちらのボディ形態も最小回転半径は5.1m。
Audi A3 SedanAudi A3 Sedan

パワートレインには3タイプが揃っている。エントリーモデル用の1L直3ターボ(110ps/20.4kg-m)は48Vマイルドハイブリッドによって燃費向上が図られ、WLTCモード燃費で17.9km/Lをマークしている。
このほかに2L直4ターボ(190ps/32.6kg-m)&クワトロ4WDと7速DCT(WLTCモード燃費13.5km/L)、S3用の2L直4ターボ(310ps/40.8kg-m。WLTCモード燃費11.6km/L)もラインナップ。S3は専用サスペンションの採用によって15mmのローダウンを実現。

ドライバー側に向けられたセンタークラスターにはスマホを連携させられる10.1インチのタッチスクリーンが内蔵されており、先進的なイメージをもたらす電子シフトと10.25インチの高解像度メーターパネルも採用。
また、ペットボトルをリサイクルして作られた素材がシート表皮(一部グレード)、フロアカーペット、断熱材、ラゲッジ内張りなどに用いられている。

Audi_A3_S3_photo_s13_S3_SBAudi A3 Sportback

スクリーンショット 2021-04-21 13.50.46東京・渋谷の宮下公園内のカフェから中継されたオンライン発表会にはファッションモデルで、モータースポーツライセンスを取得するほどのクルマ好きでもあるマギーさんがゲスト出演した。新型A3を前にして「都内でも運転が億劫にならないサイズで、いつでも好きな所にいける身軽さが魅力的」「大きいモノ=プレミアム、の時代は終わった。ファッション界でもディテールにこだわりの詰まった商品がある」「日常ファッションでもスポーティなアイテムを取り入れるのがトレンドになっている」として、アウディがめざすプレミアム・スポーティとファッション業界のトレンドを結びつけて自身のコトバで展開したトークが印象的だった。

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