斉藤国交大臣、ガソリン高に懸念示すも具体的な対策に言及せず

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10月26日の斉藤鉄夫国交大臣会見要旨。

国際海運のカーボンニュートラルについて。
国別削減割合には入ってない。IMOで2018年に2008年比2050年には半減。
2050年カーボンニュートラルを国際海運の排出ガス。
水素燃料、アンモニア燃料を世界に先駆けて導入するべくnedo で必要な技術を研究している。

質疑応答。
ゴーツートラベルの見通しについて。
週末の混雑回避、中小事業者への恩恵が行くよう検討している。安全安心を前提とする。ワクチンの進捗、実証実験の結果を踏まえて検討する。

通学路の安全について。
国交省は文科省、警察庁と連携して対策してきた。6月の八街市の事件も踏まえて、地域における安全対策を10月末メドに発表する。資金支援など安全対策強化に取り組む。

原油高について。
燃料価格が7年ぶりの水準に達している。18日に関係閣僚会議に渡辺副大臣が出席。
産油国に増産を働きかける。
燃料サーチャージ、屋台骨に影響出ないように緊張感を持って注視する。

記者は具体的な対策について質問した。

備蓄原油の放出やガソリン税や消費税の引き下げの検討について質問したが、「注意深く見守る」(斉藤国交大臣)以上のコメントは得られなかった。

記者はレギュラーガソリンがリッター200円に迫るようなら、備蓄の放出、さらには消費税を10%から8%以下に減税するなどの措置が必要だと思う。

取材・文/神領 貢(マガジンX編集長)

 

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