「最強社員研修」で繁盛店の礎を作る!!
カーベル(東京都中央区・伊藤一正社長)と言えば、ブランド横断で新車を安く売れる「新車市場」、10分100円(税込)からレンタカーをリーズナブルに提供する「100円レンタカー」、愛しいペットの葬儀を移動式で行う「ペットの旅立ち」の3本柱の業態で加盟店を増やし続けるフランチャイズチェーン。自動車業界で頑張る中小企業の強い味方だ。カーベルのフランチャイズに加盟して業績を飛躍的に伸ばしているクルマ関連企業も数多ある。
そのカーベルが加盟店向けに定期的に開催しているのが、「最強店長研修」だ。今年6月に開催された4泊5日の研修では加盟企業の中堅・幹部クラス16名あまりが参加して、自らの限界を超えて、ビジネススキルをさらに高めるため参加者同士切磋琢磨した。個人の能力アップの契機となったことは当然として、繁盛店を引っ張る参加者同士の横の連携にも大いに役立った。カーベルに加盟するとなぜお客様が増えるのか。そこにはただ商品のアイデアだけではない、ただ商品の価値と価格のバランスがとれているだけではない、お客様本意の営業ノウハウが詰まっている。
研修を受けて自社に戻った人たちは加盟企業の成長エンジンとして業績向上の推進役、さらに自社従業員のスキルアップ、モチベーションアップの先導役としての役割もこなしている。加盟各社経営者の評判も上々だ。こうした背景により、加盟店経営者からは、「若手の育成機会も欲しい」との要望が多数寄せられていた。
そこでカーベルは今回、同社初の試みとして、「最強社員研修」を行うことにした。10月2日から東京で3回、福岡で1回、合計4回行われる研修では、カーベルフランチャイズ加盟各社から派遣された若手従業員延べ70名あまりが、カーベル3業態で扱う商品の売り方を徹底的にマスターしようと、少ない商談機会を成約に結びつけられる「しゃべれば決まる」営業力を身につけるためのノウハウを、座学とロールプレイングにより、カーベルの専門講師から繰り返し徹底的に教え込まれていた。記者も研修会冒頭の「伊藤タイム」を実際に取材したが、伊藤社長と研修参加者による楽しい雰囲気の中にもすぐ役立つノウハウをたくさん得て帰ろうと言う参加者の真剣な姿勢を感じたものだ。興味のある方はカーベルに早速問い合わせて欲しい。
取材・文・写真/神領 貢(マガジンX編集長)
