新技術満載の2代目レクサスNX登場。国内では今秋発売

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レクサスのミディアム・クロスオーバーSUVであるNXがモデルチェンジを迎える。国内では秋に発売される予定で、それに先がけてワールドプレミアされた。現行モデルは14年に発売されて以来、90以上の国と地域で累計100万台が販売されてきた。
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マガジンXでスッパ抜いたように、新型NXにはレクサス初のプラグインHVと新開発の2.4L直4ターボが設定される。このほかに2.5Lハイブリッドと2.5L自然吸気モデルもラインナップ。駆動方式はプラグインHVとターボが4WD、ハイブリッドと2.5LはFFもしくは4WDから選択可能だ。
ボディサイズは4660mm(現行モデル比プラス20mm)×1865mm(同プラス20mm)×1640mm(同プラス5mm)、ホイールベースは2690mm(同プラス30mm)。
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プラグインHVには2.5L直4エンジンと前後モーター、18.1kWhのリチウムイオン電池を搭載。EVモードやセルフチャージ(充電)モードに切り替えられ、ナビで目的地を設定している時は電池残量や経路、交通情報に基づいてEVとハイブリッドのモードが自動的に選択されて効率のいい走りがもたらされる。前後駆動力配分は100:0から20:80の間で変動する。
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2.4Lターボおよび2.5L自然吸気モデルには8速ATが組み合わされる。ターボエンジンにはレクサス初のセンター噴射直噴システムを採用。

骨格にはカムリ系のGA-Kプラットフォームが新採用され、構造用接着剤や新開発のレーザーピーニング溶接が用いられて高い剛性を実現。また、高い静粛性を追求して気密性が高められ、ドア開口部のウェザーストリップとフロントドアガラスまわりも改善された。ターボモデルにはアクティブノイズコントロールも装備されて特有のノイズが抑えられるという。
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内装には14インチのタッチスクリーンが起用され、好みに合わせてカラーと書体を5種類のテーマから選べる。DCM(車載通信機)が装備されることでインターネットに接続できてウェブサイトが見られるだけでなく、通信によるソフトウェアのアップデートが可能になって将来的にはメーターなどの表示内容&操作性を改善したり新機能を加えられる。ナビはクラウド上の地図情報と車載ナビが併用されるハイブリッド式だ。
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ドアハンドルには電気制御によるeラッチを新採用。さらに、ブラインドスポット警告が後方からの自転車や車両を検知してインジケーターで注意を促しているにもかかわらずドアを開けようとした場合、eラッチと連携させてドアオープンをキャンセルできる機能も世界初採用。
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コネクトではスマホにインストールしたアプリを使って車外から遠隔で並列・縦列駐車が行えるリモート・アドバンストパークが目新しい。ラゲッジスペースの荷物を出し入れする際にクルマを前後させられる機能も含まれている。スマホがキーの役割を果たし、携帯しているだけでエンジンを始動させられるデジタルキーにも対応。
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