ミッドシップになったNEWシボレー・コルベットを発表。日本市場には右ハンドル車も初設定

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シボレーは米国において7月18日、コルベット史上初となるミッドシップエンジンを搭載した2020年型シボレー・コルベットスティングレイを発表した。ケンタッキー州にあるGMのボウリンググリーン工場で2019年下旬から生産が開始されるが、発売日や価格設定などの情報は、発売開始時期が決定しだい発表される予定だ。なお、日本市場にはコルベットで初めての右ハンドルが設定されて導入される。
新型コルベットスティングレイのエクステリアは、航空機とレーシングカーのデザインをルーツとしており、キャノピー(風防)をフロント寄りに置いたデザインは、F22やF35といった最新ジェット戦闘機やF1レーシングカーにインスパイアされたものとなっている。しかしシルエットそのものは従来のコルベットを踏襲。ハイウェイでの優れた乗り心地と、サーキットでのバランスのとれたハンドリングを実現させるべく開発されており、サスペンションは伝統的なリーフスプリングではなくコイルオーバーダンパーを採用。まったく新しい乗り心地とハンドリング特性を達成した。
心臓部には、シボレーの次世代型6.2リッター・スモールブロックV8、LT2エンジンを搭載。最高出力と最大トルクは、パフォーマンスエキゾースト装着時でそれぞれ502ps(369kW)と65.0㎏・m(637Nm)と、エントリーコルベットとしては過去最大のパワーとトルクを発生する。このLT2エンジンに組み合わされるトランスミッションは、シボレー初の8速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)で、これにより素早いシフトと優れたパワー伝達を達成している。
ドライバーモードはWeather、Tour、Sport、Trackの各モードは継続し、マイモードとZモードという2つの新しいモードが加わる。マイモードは自分の好みに合わせて調整したドライビングスタイルの設定が可能。Zモードは、マイモードの設定をさらに一歩進めたシングルユースモードで、エンジンとトランスミッションの調整も可能になる。

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