マガジンXが本誌で数回に渡り指摘してきたトヨタ車のホワイトパール車の塗装ハゲ問題。
本日、トヨタはアル/ヴェル、ハイエース、カローラルミオン、オーリスなどについて保証期間を3年から10年に延長して無償修理対応する」(広報部)と発表した。マガジンXの粘り強い記事掲載が功を奏した形だ。
2020年末までは、保証期間に関係なくディーラーで現車の状態が確認できれば、無償修理対応してもらえる。ユーザーの皆さま、通常使用による塗装ハゲが確認されたら、すぐにディーラーにクルマを持ち込もう。
引き続き、読者の皆様からの不具合情報を募集しています。それにしてもメーカーはリコールではなく保証延長を多用する傾向がある。塗装ハゲのような事象であっても、本来的には個別に連絡をして無償修理対応すべきだと思う。国交省自動車局リコール監理室にも、保証延長の際の改修率について質問してみたい。
https://toyota.jp/recall/kaisyu/190403.html
取材・文/神領 貢(マガジンX編集長)
p015_C-HR_4c_CS6