三菱商事、三菱ふそうトラック•バス、三菱自動車の3者でEVカンレンサービスのプラットフォーム「イブニオン」の運営を始める。事業開始は10月1日から。3月に設立を急ぐことを発表していた。以下は質疑応答の要旨。
質疑応答。
Q収益獲得策は?
A ITプラットフォームとして掲載料、広告などで収益を得る。当初、新車は掲載しない。将来的には考えたい。情報を収集し、ニーズを探っていく。具体的な活用法について展望はまだ見えていない。
Q想定する利用者数は?
A現状のEVマーケットは限定的。今後、EVに変わっていくのは不可逆。
Q 3社で組む狙いは?
A 商事は関連ビジネスを行なっている、ふそうは「eキャンター」で知見がある。
Q 規模感は?
Aまずは20から30社態度。サービサーを選びながら掲載したい。概念的には一定のクオリティを担保する。
Q ディーラーと競合しないのか?
Aあり得ると思う。だが、ディーラーには必ずしも全ての商品が揃っているわけではない。様々な形で協調したい。
Q 認知度向上について。
A 「使ってみたい」というところから。将来は中古EVにも活用して欲しい。
Qプラットフォームとして将来的には認知度を上げていきたい。「三菱」の名前を完全に払拭するのは難しいが、「オープンプラットフォーム」として成長させていきたい。
事業計画の内容は控えるが、2030年までの普及期に向けてデファクトを握りたい。
Q 東南アジアのビジネスについて。
A議論の俎上には上がっている。オパチュニテイ(機会)については否定しないが、現状はまず国内から。
コンシェルジュは今までの経験が豊富な人を据えた。
Q 課金はするのか?
A 現状は無料。先ではお金を払っても見たくなるコンテンツを作れればと思っている。
Q車両情報は追加するのか?
A今後、可能性はある。車両購入についてのコンシェルジュも先では考えたい。