FCVに続くクラリティ第2のパワートレインはPHEV

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異なる3つのパワートレインでシャシーを共有するクラリティは16年にFCV(燃料電池車)が発売されたが、それに続くバリエーションとしてPHEV(プラグイン・ハイブリッド)が国内でもリリースされた。(北米にはEVもある)

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パワートレインにはかつてリース販売されていたアコードPHEVの改良版が使われている。バッテリーの総電力量と出力が増やされてEV走行距離が伸びたことを受け、発電機を兼ねるエンジンの排気量は2Lから1.5Lに、燃料タンク容量は46 Lから26 Lに縮小。ガソリンを使わずに走れるEV走行距離(JC08モード測定値)はアコードPHEVの37.6kmから114.6kmへと劇的に伸びた。
ホンダが自ら「粘るEV」と表現しているように、クラリティPHEVは街中だけでなく、高速道路でもエンジン停止のままモーター走行できてピュアEV顔負けのスムーズかつ力強い走りを見せる。

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ECON、NORMAL、SPORTに切り替えられるドライブモードを活用することでエンジン始動のタイミングを変えることも可能だ。とくにECONではアクセルペダルに設けられた物理的なクリックポイント(開度75%)までエンジンが始動しないため、排ガスを出さずに走りたい場面で重宝しそう
これらとは別に設けられているのがハイブリッド・モードで、ONにするとバッテリー残量がキープされる。また、長押しするとエンジンが始動して積極的に充電が行われる。ただ、走行特性と関係ないのに前述したドライブモードと並んで設置されていることと、名称が漠然としているために使い道や効果はわかりにくい。例えばチャージ・モードのようなネーミングなら理解しやすいのではないだろうか。

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もうひとつ改善の余地がありそうなのがタイヤノイズだ。舗装がキレイな路面では高い静粛性が実現されているものの、やや荒れた道に入った途端、低い音域のノイズが高まる。発電時のエンジンのうなり音が解消され、風切り音など他の騒音も抑えられているだけに、路面によるタイヤノイズの差が縮まれば快適性はいちだんと向上するだろう。参考までに、タイヤの銘柄はブリヂストンのエコピアEP160だ。

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FCVと違って水素タンクがないため、リアシート後方のラゲッジスペースは有効活用されていてトランクスルーも行える。また、床下にはボックスが設けられていて充電ケーブルを入れておくことも可能だ。

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主要スペック
●全長×全幅×全高:4915mm×1875mm×1480mm
●ホイールベース:2750mm
●車両重量:1850kg
●パワートレイン:1.5L直4(105ps/13.7kg-m)&電気モーター(184ps/32.1kg-m)
●駆動方式:2WD
●JC08モード燃費:28.0km/L
●税込み価格:588万0600円(オプションを含まず)
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