来年度からの新しい道路政策が事実上決まろうとしている。7月13日、国交省内で社会資本整備審議会道路分科会第64回基本政策部会が開催された。この場で「建議案」の最終議論が行われた。内容はの骨子は添付のとおり。建議案のタイトルは「道路・交通イノベーション~「みち」の機能向上・利活用の追求による豊かな暮らしの実現へ~とされた。基本的には道路を使い倒し、沿線住民の生活向上に寄与する、と当たり前の文言が並ぶ。クルマだけでなく歩行者や自転車、沿線施設を活用した地域の活性化が盛り込まれた。
道路整備はその多くのコストを自動車ユーザーが負担してきた。なかんづく乗用車のオーナードライバーが負担の大半を担っている。道路を皆で使うのであれば、利用と負担のあり方にもメスを入れるべきだと思うがいかがだろうか。