アイシン、東京お台場にAI開発拠点を増床移転!

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本日、アイシン精機 台場開発センター開所式が行われた。
伊原社長の挨拶。
技術も革新している。競争の激化、異業種参入など、急激な環境変化に対して、3つの次世代開発に焦点を絞った。ゼロエミッション、自動運転、コネクティッド。お台場開発センターは人工知能の開発拠点。お台場のオフィスは大変環境が良い。

経産省自動車課の奥田氏。
お台場のオフィスは、自由な発想と新しく創造が生まれる期待を抱かせる。
特に自動走行の話題は尽きない。一般の人が乗る自動走行はまだまだ先だろうが、自動運転に繋がる技術が商品化され始めている。2020年頃からは、サービス事業としての自動走行はスタートして行くのではないか、そのための様々な取り組みをしていく必要がある、すべてのものを個社でやっていくのではなく、協調と競争が必要。地図や通信インフラなどは協調領域。自動走行ビジネス検討会の議論では、ソフトウエア人材が足りないとの議論がある。新しく人材を得ながら、自動車の開発が進められていく。どういった人材が必要なのか。若い人たちに自動車業界を向いてもらうためにはどうすれば良いのか。ソフトウエアの人材育成にもチカラを入れていきたい。民間のサポートをできるようにやっていきたい。
今後、人工知能を活用することで、さらに快適なドライブを提供できると考える。
ILY-Aiは、パートナーモビリティとして、人に寄り添うモビリティを目指す。マルチモーダルなシーンで活用できる。

伊原社長らに質疑応答。
お台場にはクリエイティブな方が来てくれるのではないか。職場環境的なもの、住宅補助などを見直ししている。
トヨタグループとの連携については、この分野は遅れている。入場切符を取らなければならない。

幅広い領域に対するモーター、インバーターの技術革新によって、ミッションに代わる統合制御をやっていく。

ある分野のところをシステムとして提供し、欧州メーカーに対抗していきたい。

AI技術者にとって自動車分野に入る魅力は?
障害者、高齢者にとって快適な生活を目指す。人を幸せにするにつながっていくことにやりがいがある。AIはあくまでも手段。メカとの結合でやれることがある。基本は競争領域です。

他社とのアライアンスは?
全部自分でできるわけではない。センサーなどはアライアンスを組む可能性はある。

法規上は電動車いすと同じ。一般道ではまだ乗れない。まずは限られたスーパーマーケットなどの場所から始めたい。

夢を持ちなさい!挑戦しなさい!スピーディにやりなさい!と言ってます、と伊原社長。

壁を打ち破ってください!と言ってる。採る人だけでなく、いまいる人もそうです。

好きにやるというのは、なんでもやれということです。

取材 文 写真/神領 貢

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