横浜ゴムは、2017年4月1日から国内市販用タイヤのメーカー出荷価格を下記の通り改定する。
現在、合成ゴムなどの石油化学系原材料の価格が高騰しているのに加え、天然ゴム相場も高い水準で推移し続けている。
原材料高騰を踏まえ、生産性向上やコスト削減などの内部改善を続けてきたが、企業努力だけではこれを吸収することは困難であると考え、今回、値上げすることを決定したという。
値上げ幅はおよそ7%。現在、少しでも安いものを求める消費者傾向のなか、この値上げが売り上げにどう影響するのか気になるところだ。
詳細は以下のとおり。
■対象商品:国内市販用タイヤ、チューブ、フラップ
■実施時:2017年4月1日
■改定率<平均>
乗用車用タイヤ(夏)、バン用タイヤ(夏、冬):6.0%
小型トラック用タイヤ(夏、冬):7.0%
トラック・バス用タイヤ(夏、冬):7.0%
建設車両用タイヤ:7.0%
産業車両用タイヤ:7.0%
チューブ・フラップ:7.0%