自動車総連、本日、「政策推進コンベンション2016」開催。

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自動車総連、本日、「政策推進コンベンション2016」開催。
自動車総連は、本日、都内で「政策推進コンベンション2016」を開催している。自動車総連が掲げる政策実現に向けた取組みについての各社報告が行われる他、支持政党である民進党の国会議員らを招き、情報と意識の共有化を測るのが目的だ。コンペティションに先立ち行われた記者会見では、
●日本の基幹産業として、持続的な成長により組合員はもとより、ユーザーの負担軽減に取り組む。
●与党税制改正大綱に、「自動車の保有に係る税負担軽減に関し総合的な検討を行い、必要な措置を講ずる」とされた一方、消費増税が延期されたのに伴い、いまできることにしっかり取組んでいくことなどが説明された。

質疑応答。
来年の春闘に向けて。
その質問は考えていませんでした。議論を進めています。議論を深める段階。具体的な方向感や基本認識を申し上げる段階に至っていない。いましばらく時間がかかる。

働き方改革推進に向けて。
私たちは労働組合として、働き方の改善は不可欠な点。進めていくべき。
多様な働き方を追究していくラインアップはたくさんある。労働時間の上限規制に賛成。一方で、働き方は職場によって様々。現実を踏まえた上で、いかなるものがあるかは、大きな課題。議論を深めていく必要がある。政治的に何時間に設定するようなものではないだろうと思う。

車と社会を考える政策フォーラムは今回発足したのか?
第18回を重ねる。1999年に立ち上げた。

下請けとの取引是正について。
自動車産業フォーラムは大変そこにヒットしている。中小の付加価値を連鎖させていく。下請け適正取引ガイドラインはベースとなる。適正循環を産業内で行っていく。

記者は自動車関係諸税に代表されるユーザー負担軽減が遅々として進んでいないことを質問した。相原会長は以下のように答えた。
自動車産業はユーザーに対する責任を果たしていない。(税制改正は)堅い木にキリを通すようなものだが、継続してやっていかないと行けない。経済政策上からも「大きな声を上げていく必要がある」と話した。

取材・文・写真/神領 貢(マガジンX編集長)

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