16年8月のデビューから1年を待たずして5月24日、セレナに特別仕様車が投入される。ベースに起用されるのはXグレードとハイウェイスターの2モデルだ。
X-Vセレクションには両側電動スライドドア、快適パック（フロントドアのスーパーUVカットガラス、格納式シートバックテーブル、2列目＆3列目シートのロングスライド機構など）、ナビ取付け用ステアリングスイッチが特別装備される。税込み価格はベース車より18万4680円アップの267万4080円（4WD車は291万8160円）。
ハイウェイスターVセレクションにはLEDヘッドランプ、16インチアルミホイール（15インチから1インチアップ。2WD車のみで、4WD車は15インチに据え置き）、両側電動スライドドア、快適バック、ナビ取付け用ステアリングスイッチが特別装備される。税込み価格はベース車より25万5960円アップの293万4360円（4WD車は319万4640円）。
この手直しに伴って中核のXグレードとハイウェイスターからプロパイロットの設定が抹消される（特別仕様車には設定）。その結果、Xグレードとハイウェイスターではアラウンドビューモニタやカーテン＆サイドエアバッグ、インテリジェント・パーキングアシスト、踏み間違い衝突防止アシストといった安全装備、特別仕様車に与えられるアイテムも選べなくなる。
ミニバンを購買層に訴求するには、両側電動スライドドアが欠かせなくなりつつあるようだ。
