《次号予告》SCOOP!国産電動SUV元年にレクサスが送り出す新型BEV

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2022年は「国産電動SUV元年」と呼ぶにふさわしい年になりそうだ。なぜならトヨタとスバルが共同開発してきた初のBEVを投入し、日産もアリアのデリバリーを本格的に始めるから。

トヨタは22年半ばから日本や北米、中国、欧州への導入に向け、bZ4Xの発売準備を進めている。同車は専用プラットフォームが用いられるBEVで、スバルとともに開発されてきた。
e-TNGAと呼ばれる専用プラットフォームにより、前後乗員間隔はDセグメント並みの1mを確保。メーターパネルにはステアリングホイールの上方から視認するトップマウント式をトヨタ&スバル初採用。さらに、bZ4Xの一部モデルにはステアbyワイヤと異形ステアリングホイールが組み合わされ、回転角度が±150度に抑えられて持ち替えずにUターンや車庫入れが行える機構も注目を集めるだろう。
大容量バッテリーが床下に配されるのは他社のBEVと同じで、モーターとトランスアクスル、インバーターが一体化されたeアクスルを新採用。後輪にもモーターが備わる4WDモデルではスバルのAWD技術とX-MODEが活かされて優れた回頭性と操安性が実現される。

ariya_blonde_fr一方の日産はプロパイロット2.0やリモート・パーキング、ヘッドアップ・ディスプレイ、ナッパレザーシート、BOSEサウンドシステムといった上級装備が“全部載せ”したアリアの発売記念モデルを6月から予約受付しており、その台数は6800台に達したという。最高出力160kWで470kmの航続距離をマークする2WDの66kWhモデル「B6リミテッド」(660万円)から4WDの91kWhモデル「B9・e-4ORCEリミテッド」(790万0200円)まで4タイプが用意されており、まずはB6リミテッドが22年1月27日に発売される。このリミテッドの予約受付は順に終わり、カタログモデルへと切り替わっていく。そして、前述した装備がオプション設定にとどまるB6が539.0万円で販売される旨が発表された。こちらは22年3月下旬に正式発売される予定だ。

202201h1_webこれらのBEVに加えて輸入販売されている海外勢のBEVにも対向すべく、レクサスでもBEV専用車が開発されている。すでに販売中のUX300eとは全く異なる専用ボディやコンポーネンツを有する新型車はどんな特徴とルックスを有するのか。明日(11月26日)発売予定のマガジンX 1月号(電子版紙の雑誌をご用意しているほか、書店・一部コンビニでもお買い求めいただけます)で、その姿を完全再現しているので是非ご覧ください。

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