アウディジャパンは、2代目となるA5/S5のクーペ、スポーツバック、カブリオレの各モデルをフルモデルチェンジして、4月4日より受注開始した。クーペは9年振り、スポーツバックは7年振り、カブリオレは8年振りのフルモデルチェンジとなる。なお、クーペおよびカブリオレのフルタイムAWDクワトロは4月下旬の発売開始となる。
今回の最大のトピックは、FWD(前輪駆動)が新たに設定されたことだろう。これによりエントリー価格は初代で615万円だったものが546万円と69万円も下がったことになり、より買いやすい価格帯となった。このFWDが設定されたスポーツバックとA5/S5カブリオレは7月下旬の発売予定。
新型A5/S5は、「美しさとスポーティな走りと実用性の融合」という初代の持ち味をさらに磨きをかけたとものとなっている。搭載エンジンは、クワトロsportの3モデルには252馬力を発揮する2ℓTFSIエンジンを搭載。初代との同排気量比較では最高出力+41馬力、最大トルク20Nm向上させ、燃費も先代比で21%改善の16.5㎞/ℓとなる。FWDには同じ2ℓTSFIながら190馬力のBサイクルエンジンが、S5には354馬力、500Nmを発生する3ℓV6エンジンが搭載され、トランスミッションは7速Sトロニック、S5には8速ティプトロニックが組み合わされる。また、A4、Q7に搭載された自動運転レベル2に値する先進安全装備も採用されている。
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