Hondaのインドネシアにおける四輪車生産販売合弁会社であるHPMピー・ティ・ホンダプロスペクトモーターは、四輪車の生産累計台数が100万台に達したことを記念し西ジャワ州カラワンにある工場で式典を行った。
HPMは2003年2月に「ストリーム」にてカラワン工場の生産を開始。その後インドネシアでの自動車需要の高まりを受けて2014年1月より第二工場を稼働し、現在の年間20万台へと生産能力を拡大してきた。また、国内向け7機種の完成車の生産に加えて、近年カラワン工場はHondaの四輪部品のグローバル生産・供給拠点として重要な役割を担っており、四輪部品を近隣ASEAN諸国はもとより、日本、南西アジア、ラテンアメリカ諸国などへも輸出しているという。
HPMは、生産を開始した2003年の2万台レベルから2016年には20万台にまで販売を拡大し、インドネシア市場において19%のシェアを獲得するまでに成長しているそうだ。
わずか14年で100万台達成というのは立派。今後もインドネシアの自動車産業に貢献していくに違いない。
インドネシアにおける四輪車生産の歴史
1974年 ピー・ティ・プロスペクトモーターがHonda車の委託生産を開始
(ピー・ティ・イモラモーターが卸売)
1999年 3月 ピー・ティ・ホンダプロスペクトモーター設立
2003年 2月 ピー・ティ・ホンダプロスペクトモーターがカラワン工場にて四輪車の生産を開始
2007年 11月 生産累計10万台を達成
2014年 1月 カラワンにて第二工場稼働
2014年 4月 生産累計50万台を達成
2017年 2月 生産累計100万台を達成