スバル、運転支援システム アイサイトを中国市場へ初展開

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富士重工業は中国市場向けに初めて、独自の運転支援システムであるアイサイトを展開する。日本、豪州、北米、欧州に続く今回の中国でのアイサイト導入により、既に世界での累計販売台数が90万台を超えるアイサイト搭載車両の更なる展開拡大を図る。また、中国・広州で開催予定の2016年広州国際モーターショーに、アイサイトを搭載した中国仕様アウトバックとレガシィを出展予定だ。

アイサイトは、世界で初めてステレオカメラのみで、自動車、歩行者、二輪車までも対象としたプリクラッシュセイフティ機能や全車速追従クルーズコントロール機能を実現したシステム。グローバル市場での展開を順次拡大し、優れた予防安全性能をより多くのユーザーに提供しているという。

アイサイトの予防安全性能については、アイサイトを搭載したスバル車が、米国でIIHS(道路安全保険協会)の2016年安全評価の前面衝突予防性能試験において最高評価「Superior」を獲得するとともに、日本では国土交通省とNASVAが実施する予防安全性能アセスメントにおいて最高評価であるJNCAP「先進安全車プラス(ASV+)」に選定されている。さらに、欧州の新車評価基準であるユーロNCAPにおける、2016年安全性能総合評価で最高評価のファイブスターを獲得するなど、第三者機関からの評価結果も高い。

優れた安全装備の装着拡大はカーメーカーにとって使命だと思う。より多くのクルマに高性能な安全装備を標準で付けてもらいたいものだ。

 

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