新型クラウンの第3弾にあたるセダンが発表された（発売は11月13日）。税込み価格は2.5L直4ハイブリッドが730.0万円、FCEV（燃料電池車）が830.0万円。月販基準台数は600台だ。
新たに登場したセダンはパーソナルにもビジネスにも応えるべく、「ニューフォーマル」と「セダン再発見」をテーマに掲げている。
FRプラットフォームの採用に伴って外観は水平基調に仕立てられ、フロントには縦格子が目を引く大きな台形グリルとハンマーヘッドが組み合わされている。リアには横一文字テールランプを採用。ボディカラーはフォーマルなホワイトやブラック、パーソナルユースに合うグレーやブロンズなど計6色から選べる。また、20インチタイヤ＆ホイールや漆黒メッキパーツがセット化されたブラック・パッケージも用意（19万8000円）。
ホイールベースは先代セダンやMIRAI（どちらも2920mm）より長い3mに設定され、ショーファー需要に応えられるよう、十分な後席レッグスペースが確保されている。また、日差しを遮る電動サンシェード、揺れを抑えて良好な乗り心地を実現するサスペンションが与えられている。
クラウン初のFCEVにはMIRAIと同じシステムおよび3本の水素タンクが搭載され、約820kmの走行距離を確保。
一方の2.5L直4ハイブリッドは有段ギアが組み合わされたマルチステージ仕様で、あらゆる車速域で力強い駆動力がもたらされる。
どちらのモデルもAC100Vコンセントで電気製品を使うことができ、災害時に重宝する非常時給電システムも装備されている。
