撮れたて、パリ・モーターショーから
パリモーターショーが一般公開に先がけて報道陣に公開された。
日産はマイクラの5代目を発表。ゴーン社長は「ヨーロッパで再び生産する」としてフランス産に切り替えることを述べた。躍動的なスタイルが魅力的だ。
トヨタはモリゾウこと豊田章男社長が欧州のモーターショーに珍しく姿を現した。WRCへの復帰に関して述べ、トミー・マキネン選手と参戦マシンに用いるヤリスを紹介。
10代目シビックの欧州仕様を発表したホンダ。いつもはジュネーヴで行うタイプRの予告もサプライズとして実施したが、現地取材に訪れていた日本人の間からは「すでに日本でリリースが発表になっている」として、現地発表の前にニュースが発表されたことに不満を漏らす声も。
三菱が公開したGT PHEVグラウンドツアラー。上級SUVのあり方を模索したコンセプトモデルで、内装とコーディネートされたバーガンディのルーフが特徴的。
まるで『ミニ・カクタス』に生まれ変わったシトロエンC3。これまでの愛らしい丸みのあるフォルムから一転、これまた個性的なC4カクタスの縮小版を思わせるデザインに。サイドにはエアバンプと呼ばれる、プロテクターを兼ねたガーニッシュが備わる。
プジョーは直線的なデザインを採用していくようで、3008(写真)と5008はともにシャープなスタイルに変身した。
なお、ランボルギーニ、ベントリー、ロールスロイス、フォード、マツダなど、出展を見送ったブランドも多く、モーターショーに対する考え方に温度差が現れていると言えそうだ。