NEXCO東日本は6月26日、埼玉県内にある東北自動車道・岩槻IC〜久喜IC間にある蓮田サービスエリア(上り線)を現在の位置から東京方面に約2.5㎞移転し、Pasar蓮田にリニューアルして7月29日(月)13時にオープンすることを発表した。(蓮田SA下り線および現在のスマートICについては移転しない)
Pasar(パサール)とは、パーキングエリアの「PA」とサービスエリアの「SA」、リラクゼーション(Relaxation)の「R」を組み合わせたもので、SA・PAの新しい形として「旅の途中に立ち寄ってホッとひと息つける場所」、「旅の途中で楽しくすごせるにぎわいの場」を提供するため、NEXCO東日本が整備を進めている多数のテナントが入店した商業施設のこと。現在までに幕張(上下)、羽生(下)、三芳(上)、守谷(上下)の6箇所がオープンしているが、新たに7箇所目として蓮田(上)が加わることになる。
Pasar蓮田は、現在のSAと比べて駐車マスを約3倍、商業施設の規模は約2倍にまで大きく拡張しており、近隣地域からも入店できるように一般道側にも約90台の駐車場が整備される。トイレ棟は2棟を用意し、女子トイレのホール部にはリアルタイムで利用状況を確認できる表示板も設置している。
入店するテナントは計22店舗のうち11店舗が高速道路初出店、4店舗がNEXCO東日本管内では初出店となり、SA・PAでは初の青果、精肉、鮮魚で構成した生鮮ゾーン「旬撰市場」も展開する。またフードコートは、より多くの人が利用できるようにNEXCO東日本最大規模となる約330席が設けられる。
さらには、大規模な広域災害が発生した際には緊急出動機関の前線基地として活用できるように建物の耐震性を強化するとともに、フードコートの一部スペースには電源やWi-Fiを備えた共同災害対策室が設置できるような防災拠点化にも着手している。
■Pasar蓮田(上)の施設概要
オープン日時:2019年7月29日(月)13時
所在地:埼玉県蓮田市川島(現在のSAから東京方面に約2.5㎞)
駐車場:大型車127台(バス優先20台)、小型車352台、トレーラー5台、身障者マス7台、
※一般道側にも約90台を整備
トイレ:大型+小型の2棟
敷地面積:13,800㎡(現施設:約3,800㎡)
フードコート座席数:約330席(現施設:約150席)
給油施設:24時間フルサービス
急速充電設備:1台
入店する店舗
<高速道路初出店>
レストラン:牛たん炭焼利休(牛タン専門店)、
フードコート:韓美膳(韓国料理)、鳥どり(鳥料理)
テイクアウト:日本橋一平(おでん・和食)、たいやき神田達磨(たい焼き)、MOMI&TOY’S(スイーツ)
旬撰市場:フレッシュダイトー(青果)、ニュークイック(精肉)、魚の北辰(鮮魚)
ショッピング:鳥撰(鳥惣菜)、日乃本帆布(鞄・小物)
<NEXCO東日本初出店>
フードコート:伝説のすた丼屋(丼)、アンデルセン(ベーカリー)
ショッピング:PAOPAO(点心)、グラニフ(Tシャツ)
<その他>
フードコート:翁の郷(うどん・そば)、ひのでや食堂(定食・丼)、せたが屋(ラーメン)
ショッピング:旬撰倶楽部(土産・銘菓)、おこわ米八(おこわ)
カフェ:スターバックスコーヒー(7:00〜22:00)
コンビニ:ローソン(24時間)
NEXCO東日本「ドラぷら」 https://www.driveplaza.com