2025年6月号『ざ・総括。』の記事【BYDシーライオン7】がnoteから購入できるようになりました

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マガジンX 2025年6月号(4月25日発売)に掲載された『ざ・総括。』の記事【BYDシーライオン7】がnoteにて税込300円で購入できるようになりました。また月額600円の定期購読で3本すべての記事を購読することもできます。以下は無料公開の冒頭部分です。続きを読みたい方はその下のリンクからご購入ください。

【BYDシーライオン7】

BYD風味はどれも同じ

BYDシーライオン7は4月15日に発売されたばかりだ。車両価格はRWD(後輪駆動)仕様が495万円、AWD(オール・ホイール・ドライブ=4WD)仕様は572万円。国のCEV補助金35万円のほか、地域によっては地方自治体ごとの補助金も受けられる。中国OEM(自動車メーカー)の中では唯一、日本市場開拓に意欲を見せるBYDは、これで4モデルの販売体制になった。しかし、すべてのモデルに試乗した本誌評価陣は「乗り味に大きな違いはない」「電動制御もほとんど同じ」「シールのほうが少々良い」とコメントする。

BYDが水平対向ICE?

エンジニアリングコンサルタント(以下=エ) BYDオートが日本市場向けの販売車種の追加を行った。ニューモデルとなるシーライオン7は中国では2024年に発売され、BEV(バッテリー電気自動車)だけでなく、ICE(内燃機関)を搭載したPHEV(プラグイン・ハイブリッド車)も設定されている。

チューニングショップの社長兼エンジニア(以下=チ) 皆さんに乗ってもらったのはBYDジャパンによる正規輸入モデルではなく、日本の業者が輸入した中国仕様だ。インフォテイメント系が中国仕様のままである以外は日本仕様とほぼ同じだ。

自動車業界の事情通(以下=通) 英語圏ではシーライオン7を名乗るが、中国では「海獅07」だ。BYDオートは海洋生物シリーズと王朝シリーズという2本のモデルラインを持っている。最初に日本に導入した「ATTO3」は中国名「元(=ユアン)」であり、これが中国王朝の名前を車名にした王朝シリーズだ。ほかには「宗(=ソン)」「唐(=タン)」「秦(=キン)」などがある。海洋生物シリーズは「海豹(=シール)」「海豚(=ドルフィン)」「海鴎(=シーガル)」と、この「海獅」だ。

元部品メーカーのエンジニア(以下=部) 我われが試乗した中国仕様のRWDとAWDをどこの会社がオーダーしたのか、ここでは言えませんが社名を聞いて驚きました。やはり気になるのですね。しかも日本導入の仕様に合わせてあります。

ベテラン実験ドライバー(以下=T) すでにメディア向け試乗会は開催されていて、その試乗記は本誌にも掲載されているが、ネット上にもあふれている。「コスパ最高」「かなり速い」などの見出しが多い。しかしBYDジャパンの価格設定で本当に利益が出ているかどうかは怪しい。

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