オートモビルカウンシルに歴代プレリュードが集合

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「オートモビル カウンシル2025」には国産4社が出展している。その中でホンダは今年ブランドを復活させるプレリュードに焦点を当てて歴代モデルを並べている。
ちなみにプレリュードとは英語で「前奏曲」「先導する」を意味する。

●初代〈1978年デビュー〉
1.8L直4エンジン搭載の2drクーペとして誕生。ボディサイズは4090mm×1635mm×1290mmで、国産車初の電動サンルーフが設定された。デビュー時のスペックは90ps/13.5kg-mだったが、80年の改良で95ps/14.3kg-mに増強。

●2代目〈1982年デビュー〉
最高出力125psの1.8Lエンジンが搭載され、前輪ダブルウィッシュボーン式サスペンション、4速AT、日本初の4輪ABS、リトラクタブル式ヘッドランプなどが採用された。ボディサイズは4295mm×1690mm×1295mm。85年には2Lモデル(160ps/19.0kg-m)が加わった。

●3代目〈1987年デビュー〉
エンジン排気量が2Lに統一され、SOHCモデルは110ps/15.5kg-m、DOHCモデルは145ps/17.8kg-mをマーク。ボディサイズは4460mm×1695mm×1295mm。ステアリングの操舵角に応じて同位相・逆位相に切り替わる世界初の4WSも設定された。

●4代目〈1991年デビュー〉
ボディ拡幅(4440mm×1765mm×1290mm)と2.2Lエンジン(SOHCモデルが160ps/20.5kg-m、DOHCモデルが200ps/22.3kg-m)搭載で3ナンバー化された。内装にはバイザーレス・メーターや中折れ機構付き助手席シートが新たに用いられた。4WSはメカニカル方式から車速感応型の電動式に変わった。

●5代目〈1996年デビュー〉
トップモデルにリッターあたり100psの2.2L-VTEC(220ps/22.5kg-m)が搭載され、MT感覚で操作できるシーケンシャルATや旋回時に左右駆動輪のトルク配分が最大80:20まで変動するATTSを設定。ボディサイズは4520mm×1750mm×1315mm。01年に生産終了。

●6代目〈2025年デビュー予定〉
夏に発表が予定されている新生プレリュードはハッチゲートを有する3drクーペに仕立てられ、2モーター式ハイブリッドが搭載される。パドルシフトで操作できる有段変速のホンダS+シフトが新搭載され、アクティブサウンドコントロールも連動する。

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