北米ではシグニアを名乗るクラウン エステート

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今年度中に国内でも発売が予定されている新型クラウンの第4弾にあたるエステートが北米で先行デビューした。
現地では英語で「記章」を意味するインシグニア(insignia)を語源にしたサブネーム「シグニア(Signia)」が与えられる(オペルが22年まで生産していた上級車種の名称はインシグニアだったね)。
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クラウン・シグニアにはGA-Kプラットフォームが用いられ、システム出力243hpの2.5L直4ハイブリッドが搭載される。ノーマル、エコ、スポーツの3段階に切り替えられるドライブモードに加え、排ガスを出さずに短距離移動できるEVモードも設定。駆動方式はE-Four(電気式4WD)で、前後駆動力は100:0から20:80まで変動し、配分状況はメーターパネル内のインフォメーション画面およびインフォテイメント画面で確認できる。
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コックピットの全面液晶メーターとインフォテイメント画面は どちらも12.3インチ。後者はBluetoothに対応していて通信型ナビも内蔵。オーディオは6スピーカーまたはJBL製11スピーカー。
前席にはシートヒーター&ベンチレーション機構と電動調整機能が備わっている。後席にも空調ダクトやUSB-C端子が装備されて高い快適性を確保。上級グレードにはパノラミックルーフも設定されている。
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ラゲッジスペースにはトノカバー、アルミ製のスカッフプレートが標準装備され、電動ハッチゲートにはハンズフリー機能も採用されている。ハッチゲート側からも遠隔で前倒しできる6:4分割リアシートを前倒しすればラゲッジ長は約2mに達する。
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もちろん安全装備も揃っており、衝突被害軽減ブレーキをはじめ、渋滞時運転支援、車線維持支援、道路標識読み取り機能、自動ハイビーム、プロアクティブ・ドライビング・アシスト、ブラインドスポット警告&安心降車アシストなどが用意されている。
生産は愛知県・堤工場が担当し、北米では24年夏に発売される。
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